柏市に初めて社会人チームが結成されたのを機に、山口操氏を代表に前身の柏市蹴球協会が設立され、組織的活動に入った。 この年の県民大会で柏キッカーズが三位に入賞し、先行き良いスタートとなった。
昭和47年に規約を改訂。
柏市サッカー協会に衣替えして組織を強化、更なる飛躍の体勢を整えた。平成23年には社団化し、一般社団法人柏市サッカー協会を創立。総登録者数4,000名以上の団体に発展。
協会趣意
私たちは、昭和 45 年に柏市蹴球協会を結成し、任意団体として柏市内のサッカー競技の普及・発展のための活動を行うとともに、サッカーを通じて地域への貢献と柏市の体育行政への協力、市民体位の向上を目指すべく、その一翼を担ってまいりました。
ご存知のように、サッカーは世界の人々に最も多く親しまれているスポーツであり、4年に一度開催される FIFA ワールドカップは、オリンピックをしのぐほどの人気があります。
2002年6月に日韓両国で開催された、21 世紀最初の、そしてアジアで最初のFIFA ワールドカップが、サッカーの魅力を日本国内のみならず、世界中に知らしめることが出来たことは記憶に新しいところであります。
また、平成3年に発足、同5年にスタートした J リーグは、世界の関係者からも大変注目を集めて17年が経過し、経済状況に左右されやすい企業スポーツの枠を超え、発展を続けようとしております。柏市サッカー協会にも、柏レイソルが所属し好成績をおさめ、地域とのつながりを深めながら、地域貢献をしていることは、ご承知のことと存じます。
こうした中、サッカーの果たす役割は益々重要であり、サッカーが本当に市民に溶け込んだスポーツとなり、そして、多くの人々に愛されるスポーツとするための
普及活動は、我々の使命と考えております。また、一般社団法人柏市スポーツ協会加盟団体の一員として、幅広くスポーツの発展を望み、市民に夢と希望をもたらし、共に栄えるスポーツの一つでありたいと考えるものであります。
2011年1月に実施されました、柏市サッカー協会の社団法人化により、
①自主独立の公的な人格を持った団体として民主的な運営と発展が保証されること
②財政を明確化し、税法上の義務及び恩典を行使しながら計画的な事業が可能になること
③柏市民にスポーツ文化の享受が可能となること
が可能となり、その結果、柏市民のサッカー協会に対する信頼感が高まり、さらに多くの柏市民の参加を促すことを実現いたしました。
私たちは、自らの経験と現在まで培ってきた事業の手法を広く展開し、我が市において、サッカーの普及、指導を進めながら競技力の向上を図るとともに、老若男女を問わず、すべての人々が、いつでも、どこでも、「スポーツを楽しみ」、そして、「見て楽しむスポーツ」を実現するための環境づくりに寄与し、もって柏市のスポーツ文化の向上を図るため、任意団体である柏市サッカー協会の組織、財政基盤、事業を充実し、ここに社団法人柏市サッカー協会を設立しようとするものであります。
平成23年1月15日
社団法人柏市サッカー協会設立準備室
設立代表者氏名 永尾 鎭機